会長あいさつ

 

「世界を思い世界で生きる人を、十勝で育てたい」

          会長  高原 茂雄 
           (帯広市立北栄小学校校長)

 

十勝国際理解教育研究会ホームページへの訪問ありがとうございます。

本会は昭和51年の発足以来、第1回北海道国際理解教育研究大会を始め数回の全道大会の開催、毎年の十勝地区国際理解教育研究大会の開催を通じて、志を同じくする教職員が知恵と経験を深めながら数々の研究成果を残してきた研究団体であります。

 現在は約80余名の多彩な経験を持つ会員が、研究主題「グローバル社会を生き抜く行動力を身に付けた児童の生徒の育成〜発信・表現・行動できる子どもの育成を目指す学びの創造〜」のもと、それぞれの学校やフィールドで日々の研究と実践に励んでいるところです。

 

昨年度の帯広市立若葉小学校・第八中学校で開催いたしました第37回十勝地区国際理解教育研究大会では、国際理解BASICを基礎に本の授業が公開され研究を深めることができました。その中で、児童生徒が自分と世界のつながりを意識させる学習活動の設定、児童生徒が世界を体感・実感する活動場面、仲間とともに主体的に活動の設定に大きな成果を得ることができたと考えています。

 本年度の第38回研究大会は、本別町立本別中央小学校・本別中学校を会場に開催いたします。昨年度の成果・課題を受け、研究部を中核としながら、本会の目指す国際理解教育の姿を一層明確にしていきたいと考えています。そして、両校での授業実践を通じて、本会の目指す「国際実践力の育成あり方」を全道・全国へ発信する大会になることを期待しています。

 本会は研究活動のほかにも、JICAと連携した各種事業や海外での体験を共有する「小豆の会」、ホームページや機関誌「国際理解教育を求めて」を通じての広報活動など、会員だけではなく国際理解教育に関心を持つ教職員や市民にも参加しやすい幅広い活動も展開しています。世界に興味・関心を持つ皆さんとともに広い視野を持つ風通しの良い活動を目指しています。また、在外教育施設派遣教員を目指す先生方への情報提供も行っていますので、在外教育施設派遣教員を目指そう思っている方は、ぜひ本会への入会をお勧めします。

平和で豊かな世の中を作り上げていくためには、異なった特徴を持つ人たちがお互いを尊重し、話し合い・協力していくことが欠かせません。国際理解教育においても多様な会員が切磋琢磨していくことが大切です。本会の活動をより魅力的なものにするためにも、これからのグローバル社会を力強く歩む子ども達育てる使命感を持つ方、自ら世界の扉を開いてみたい方の入会を心からお待ちしています。


 

                              





   

 
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